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果物と健康

〜Fruit is connected with health.〜


 果物は、嗜好品のように認識され、別に摂っても摂らなくてもいい食品のように思われています。
しかしそうでしょうか?
 果物は、ビタミン、ミネラル、食物繊維等の重要な摂取源です。
これらの成分は、生理機能を活性化させ、人の体をバランスよく維持する為に不可欠であり、果物にはその成分が多く含まれおります。
これらの栄養素の多くは、摂りだめできない性質をもっていたり、加熱で壊れやすかったりするため、毎日、生のままで、適量を、果物から摂りいれることが、生活習慣病の予防、健康増進・維持につながります。

果物に含まれる成分

ビタミンC風邪予防、抗酸化作用、抗ストレス作用、がん予防、高脂血症予防、抵抗力を高める。
胃で発ガン性物質ができるのを防ぐなど、生活習慣病の予防効果がある。
コレステロール値を下げて血管を強くする。
 ≪多くふくまれている品目≫
      かんきつ類、柿、もも、キウイフルーツ、苺、栗、サクランボ、パイン、メロン、西瓜、バナナ

ビタミンA 成長に関与し、妊婦や乳児に必要なビタミン
β−カロテン体内でビタミンAに変換するプロビタミンA。
抗酸化作用による免疫力強化作用がある。
β−クリプトキサンチン
ガン抑制作用があるといわれています。
 ≪多くふくまれている品目≫
温州みかん、柿、びわ、西瓜

   
ビタミンE活性酸素の発生を防ぐ効果があるため、老化予防、がん、高血圧、動脈硬化等の生活習慣病の予防に必要とされています。
 ≪多くふくまれている品目≫
   キウイフルーツ、もも、すもも

 
ビタミンB群エネルギーの供給や老廃物の代謝に関与しており、また相互作用によって機能を発揮しているので、どれが欠けても疲れやすくなります。
ビタミンB6、イノシトールは脂肪やアミノ酸の代謝に関与し、脂肪肝の予防等の効果があります。
葉酸は成長・妊娠の維持に必要な成分です。妊娠中の女性に欠乏がみられることがあり、受胎前後における十分な摂取は胎児の神経系障害予防に効果があります。
 ≪多くふくまれている品目≫
かんきつ類、柿、キウイフルーツ、苺、栗、すもも、バナナ、サクランボ、メロン

ミネラルカリウム、カルシウム、マグネシウム、銅、鉄等の無機質
カリウムナトリウムの排泄を促すので、高血圧の予防に効果的
カリウムは調理によって溶出し失われやすく、生で食べられる果物からの摂取が最適です。
  ≪多くふくまれている品目≫
果実全般

食物繊維発ガン性物質、コレステロールを吸着して対外へ排泄する。
善玉菌の大腸での増加促進等により生活習慣病を予防する効果があります。
  ≪多くふくまれている品目≫
りんご、柿、もも、キウイフルーツ、苺、栗、すもも、洋ナシ、サクランボ、びわ

機能性成分
有機酸クエン酸、リンゴ酸、酒石酸など果物を食べた時に感じる酸味。
鉄分の吸収を高めるので、貧血の予防。
糖質をエネルギーに変えるのに必要な成分で、疲労防止に効果があります。

ポリフェノール類フラボノイド アントシアン、フラボン類、ヘスペリジン、ナリンギン類
発ガン抑制効果や、ビタミンCの機能を高めて毛細血管を丈夫にし、出血を防いだり、血圧を降下させる効果があります。
  ≪多くふくまれている品目≫
    かんきつ類

カテキン果物の味に深みを与える食味を構成する成分。
殺菌作用による口臭予防や抗酸化作用による動脈硬化予防やがん予防等の効果があります。


 このように、果実の機能性は体調の維持に不可欠であり、私たちは日々栄養バランスのとれた食生活をこころがけ、継続的にその季節の旬のものを摂っていくことが大切です。
ですから、皆様に次のことをご提案させていただきます。
  毎日果物を200グラム食べよう。
  みかんなら2個、リンゴなら中1個、キウイなら2個がめやすです。


子供のおやつの半分は果実にしましょう。
 成長する子供にとっておやつは必要です。お菓子や加工食品や清涼飲料水ではなく、子供にとって必要な成分を多く含む機能性食品としての果物を、子供の生命力維持のためもっと与えてあげてください。

朝食に果実を食べましょう。
 果物には、体調を整えるビタミン類が多く含まれています。また、果糖、ブドウ糖は、吸収しやすく素早くエネルギー源となりますから、朝食べる果物の効果は抜群です。なにかと忙しい朝の時間帯で調理に時間がかかるということも無く、即食べることができます。朝食時のメニューのなかにのせてもらい、頭も身体もすっきり目覚めて、さわやかな1日のスタートを始めてもらいたいですね。

果実は美容にいい、しっかりとりましよう。
 美容を気にする人にとって、甘い果物は太る原因と考え、とらないようにしている人がいますが、そんなことはありません。果実は美容に欠かせないビタミン等機能性成分の補給源であり、青年期の栄養バランスを崩しやすい食生活を補正してくれるとともに、カロリーが少ないので、ダイエット食として積極的に取り入れていってください。

生活習慣病にならないよう、普段から果物を食生活にバランスよく取り入れましょう。
 ビタミン類、機能成分等は、蓄積されませんから、昨日摂ったから今日はいい、というものではなく、日々摂り続ける事が必要です。体調の維持管理は、昨日今日に出来るものではなく、毎日の正しい生活習慣の積み重ね、正しい食習慣によって作られます。それが結果として、生活習慣病の予防になるのです。

参考資料「果物のある食生活推進全国協議会」“毎日 くだもの200g!”より